分野経営学›経営組織論
今回復習する専門用語
まず、言葉を
見ておきましょう
今回は、次の専門用語を復習します。意味を思い出していきましょう。
1職能別組織
2多角化
3事業部制組織
4利益責任単位
(プロフィットセンター)
(プロフィットセンター)
5戦略
6組織は戦略に従う
7重複投資
8シナジー
では、これらの言葉を、
一つずつ復習していきます。
一つずつ復習していきます。
Micro Lecture 01
会社の中を、
どう分ける?
小さな会社と、いろいろな商品を売る大きな会社では、仕事の分け方が違います。
?ビールだけを作る会社と、
家電・住宅・金融を扱う会社。
同じ分け方でよいでしょうか。
家電・住宅・金融を扱う会社。
同じ分け方でよいでしょうか。
Step 1
まず、仕事の種類ごとに分ける
会社には、「新しい商品を考える仕事」「作る仕事」「売る仕事」などがあります。
ビールを作って売る会社
新しく考える
研究開発
研究開発
作る
生産
生産
売る
営業
営業
仕事の種類ごとに部門を作る形を、
職能別組織と呼びます。
職能別組織と呼びます。
「職能」とは、会社の中の仕事の種類のことです。
Step 2
会社が、いろいろな事業を始める
たとえば、家電だけでなく、住宅や金融の仕事も始めたとします。
家電・住宅・金融を扱う会社
家電を考える
住宅を考える
金融を考える
住宅を考える
金融を考える
家電を作る
住宅を建てる
金融を運営する
住宅を建てる
金融を運営する
家電を売る
住宅を売る
金融を案内する
住宅を売る
金融を案内する
会社が新しい種類の事業を増やすことを、
多角化と呼びます。
多角化と呼びます。
社長に判断が集まりすぎる
どの事業がもうかっているか分かりにくい
現場の判断が遅くなる
Step 3
そこで、事業ごとに分ける
家電、住宅、金融を、それぞれ小さな会社のようなまとまりにします。
本社|会社全体の方針を決める
↓ 仕事を任せる ↓
家電事業部
考える・作る・売る
考える・作る・売る
住宅事業部
考える・建てる・売る
考える・建てる・売る
金融事業部
企画する・運営する・案内する
企画する・運営する・案内する
事業ごとに部門を作る形を、
事業部制組織と呼びます。
事業部制組織と呼びます。
各事業部は、自分の事業でもうけを出す責任をもちます。このような部門を、利益責任単位、またはプロフィットセンターと呼びます。
The Main Idea
会社の作戦が変わると、組織も変わる
一つの事業だけ
→
いろいろな事業へ
多角化
多角化
→
事業ごとに分ける
事業部制組織
事業部制組織
会社が何をするかという作戦を「戦略」と呼びます。
戦略が変われば、組織の形も変わる。
これを「組織は戦略に従う」といいます。
これを「組織は戦略に従う」といいます。
この考え方を示したのが、経営学者のチャンドラーです。
Good Points & Problems
事業部制組織のよい点と困る点
よい点
- 家電のことは家電事業部がすぐ決められる
- 事業ごとの成績が分かる
- 本社は会社全体のことを考えられる
困る点
- 各事業部が同じような設備や人を持ち、むだが出る
- 事業部どうしが情報を交換しにくくなる
- 会社全体で協力しにくくなる
同じ設備や人を別々に持つむだを「重複投資」と呼びます。力を合わせて、別々に働くより大きな成果を出すことを「シナジー」と呼びます。
この困る点を減らすしくみとして、次回はSBUを復習します。
Final Check
確認問題
家電、住宅、金融などの事業ごとに部門を作り、それぞれにもうけの責任を持たせる組織を何と呼びますか。
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